「OPEN MIND」全部自分が創った世界

家族4人世界一周20ヶ月の旅。「幸せな人生、自分の人生を歩む」そんな想い方を、旅と瞑想を通してお伝えしています。

「被告の立場となり(前編)」

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丁度ラスベガスに辿り着いたこの日、

 

東京に持つ施術所の責任者から、日本で僕が告訴を受けたという事実を告げらる事となった。

 

まさかの事態に動揺を隠せなかったのか、妻に行って来い!と$100を手渡され1人ラスベガスの夜へと向う事となった僕は、ボケーっとしながら場内をウロウロ見て回り、ディーラーのいるテーブルに着く気力もなく適当なマシンでダラダラ金を使い一人カジノを後にした。

 

それでも日本で告訴されたという現実とラスベガスのカジノにいるという現実が、どちらも現実離れしているうえ両極端にかけ離れていたため、酷く感情に入り込むことも無く観る事が出来たのは、またもやケイコの男気に助けられる場面だった。

 

そういう僕らはテントや車泊でつなぐ節制生活の真っ只中。

シャワーも川で済ます様な日もあった位だから、それなりの想いで送り出してくれたんだろう。

 

ともあれ、

窮屈な社会や時間から離れ、広大な地球上で大切な家族と大切な時を歩み始めた僕は、

 

遥か彼方の小さな国日本ではその日から被告という名を背負い、微塵も頭になかった罪の冤罪を晴らすために、その小さな国で2ヶ月後に行われる「裁判」という行事に向け、苦闘の日々をスタートさせる事となった。

 

社会から距離を置いた直後、強烈に引き戻された僕にはまだやり残した事があったのだろう。

 

多様性を尊重し、様々なボーダーを超え、愛について話をしていこう

 

そんな想いで旅に出た僕は、旅の序盤からわいせつ罪という、冗談の様な罪で告訴される事となった訳だ。

 

愛を語る世界一周家族の父、わいせつ罪で訴えられる

 

まったく洒落にならない話だけど、本当の「愛」について伝えていくという上では、良い機会を与えてくれたんだと思う。

人生はそんなこんな含めて完璧で、その苦痛にさえ深い意味合いを感じる様になるからだ。

 

それにしても、

この冤罪というのがまた、僕たち男にとっては酷く苦しい問題だった。

他には誰もいないスペースで2人きりになる施術家としては、どれだけ真剣に向き合っていたところで、圧倒的に不利な立場に立たされる。それからというものの本当に辛い日々が僕を待ち受けていた。

 

そして裁判に立ち向かう事となった僕には、まず決断すべく大きな問題があった。

 

それは、弁護士を付けるかどうか。

 

色々な弁護士事務所に相談したところ、弁護士を付けないなんて有り得ないという回答。

 

とは言え、僕の仕事へ傾けていた情熱からすれば正直バカバカしいとしか思えない今回の告訴。

 

当然、無罪以外にはないと思っているけど、弁護士に頼めば勝ったとしても50万円はくだらないという。

 

もちろん家族で世界一周しようとしている僕には、50万といえば数ヶ月旅を短くすれば出せない額ではないし、施術所の今後を考えればやむを得ない費用かも知れない。

けれど、今の僕らは極貧中の極貧生活真っ只中。

 

食材を選ぶ時は全て最安値から選び、ジュースの一つも我慢して水で凌ぐ様な毎日の中、その50万はもはや完全に被害者の領域だった。

 

そんな事情もあって、この問題の前にも冷静に考える事が出来た。

 

いつもで人生に起こる出来事は全て、自分の足りないところ、自分の観えていない部分を教えてくれる。

そんな意味でも今回の問題を上手くこなせる弁護士に任せて無罪となるか、金を払うか、そんな終わらせ方はしたくなかった。

 

それに、

100%事実を知っているのは自分だけで、

100%腹の底から力のある言葉を出せるのは自分以外にいない。

ならば自分が語る真実の氣は、誰が語るよりも裁判官に届くに違いない。

 

そんな想いに掛けてみたいし、

そんな結果をみてみたい。

 

だから今回は独りで闘う事を決意した。

 

そして、僕らはまだまだ旅の序盤。

自分が被害者としか言えないそんな告訴のために、更に往復50万の被害を増やして家族で一時帰国、なんて選択肢は僕の頭の中には微たりとも無い。

 

つまり弁護士もいない、法廷にも立てない

 

そんな窮地を闘う事となった訳だ。

 

そういう僕の唯一の救いは、東京で共に切磋琢磨した施術所の仲間がいる事。

 

そんなメンバーにもここは弁護士を付けて下さいと頼まれたんけど、今回は自分の言葉で綴る文章に賭けさせてもらう事にした。

 

信じ合える仲間がいる

それだけで十分。

 

今回は真実の「氣」に賭けてみよう

 

そう腹をくくり、苦難の裁判へ挑む事となった。

 

《後編へ続く》